無線LAN等の最新無線技術について

無線LAN等の設定について。最新の事情紹介します

無線LANを普及させた技術インテルの功績

 

現在のノートパソコンのほとんどに無線LAN機能が組まれています。近年、無線LANは広く普及したといえるでしょう。この普及の要因は、CPUの大手メーカーであるintelの功績です。インテルがノートパソコン用に開発した半導体セット「Centrino(セントリーノ)モバイル・テクノロジ」が無線LANを可能にしました。Centrinoとは、lntelのノート向けCPUと、それに組み合わせられるチップセット(各種八一ドウェアの管理を行う半導体)、そして無線LANチップの3つを組み合わせた総称です。特徴は、3つのパーツそれぞれの省電力性能に優れている点です。lntelはこの3点をセットにして販売しました。また積極的なPRを行いました。結果Centrino搭載機がノートパソコンで主力的な位置づけとなり、必然的に無線LANの搭載も増加するいった流れを作ったのです。Centrinoは登場以降、1年に1回のペースで新バージョンが登場しており、2006年1月には、新型CPUである「lntelCOreDuo」を中心にした[CentrinoDuo]という上位バージョンが登場しました。従来の2倍にした「デュアルコア」という新技術が投入されており、初代のCentrinoに比べて約30%消費電力を減らした一方で、最大70%の性能向上を実現したとされています。